AFP認定研修の修了が先か、2級FP技能検定の合格が先か

AFP認定研修の修了が先か、2級FP技能検定の合格が先か

AFP認定研修を修了した人は、2級FP技能検定に合格すれば、AFP登録の資格が得られます。ただし、AFP認定研修における「提案書」の作成には時間を要します。決められた2級FP技能検定の試験日にあわせて試験勉強を集中して行いたいなら、「2級FP技能検定の合格」を先に目指すとよいでしょう。

2級FP技能検定の受検には一定の受検資格が必要なため、AFP認定研修を修了しなければ2級FP技能検定を受検できない場合もあります。ご注意ください。

「AFP認定研修の修了」が先か、「2級FP技能検定の合格」が先か、AFP認定のためにどちらのルートを選ぶべきかなかなかイメージしにくいと思いますが、それぞれのメリット・デメリットを挙げると次のようになります。

  AFP認定研修の修了が先
<基本課程>
2級FP技能検定の合格が先
<技能士課程>
メリット

3級FP技能士に合格するか、FP実務経験2年以上でなくても、「AFP認定研修修了者」という2級FP技能検定の受検資格を得ることができる。

2級FP技能検定に合格するとすぐにAFP登録の資格が得られる。

2級FP技能検定合格後に「提案書」を作成することができるため、検定試験前は試験勉強に集中することができる。

デメリット

2級FP技能検定試験前に「提案書」を作成しなくてはならないため、検定試験前に時間を割く必要がある。

2級FP技能検定の受検資格を得るために、3級FP技能士に合格するか、FP実務経験2年以上である必要がある。

2級FP技能検定に合格しなければ、AFP認定研修の受講をスタートできない。

2級FP技能検定を受検するためには、「3級FP技能検定合格者」、「FP実務経験2年以上」、「AFP認定研修修了者」のいずれかに該当する必要があります。

「AFP認定研修(基本課程)」の修了を先にするのか、2級FP技能検定の合格を先にするのかによって、「提案書」を作成するタイミングが変わってきます。「提案書」は、短時間で作成できるものではありません。これまでにFP業務に携わり提案書等の作成を行ったことがあるならば別ですが、提案書作成について未経験の受講者であれば、「提案書」の作成に1か月~数か月を要することもあると考えておいたほうが良いでしょう。

提案書とは?

FP業務においては、相談者の家計の収支の状態とライフイベントの把握、そして、それらに基づき、主に経済的な面から今後の生活設計を提案することが求められます。

AFP認定研修における「提案書」は、この業務をシミュレーションするものです。実際の研修においては、まず家計の収支をまとめた「キャッシュ・フロー表」を作成し、これとライフイベント等を総合的にとりまとめて「提案書」を作成することになります。 ライフイベントとは、子供の誕生・入学、住宅の購入、定年退職など、人生において予想されるイベントのことです。

AFP認定研修で提出する「提案書」の具体的な形式は、研修を受ける教育機関によって異なることがありますが、「提案書」のイメージについては、FP協会のサイトから確認することができます。

2級FP技能検定試験は年に3回行われますが、その約2か月前に試験の申込みを行う必要があり、試験の申込期間も厳密に決められているため、計画的に試験勉強を行わなくてはなりません。実務経験が2年以上ある方や3級FP技能検定合格者は、すでに2級FP技能検定の受検資格があるので、先に2級FP技能士検定試験を受検し、合格後にゆっくりAFP認定研修(技能士課程)を受講してもよいでしょう。

なお、2級FP技能検定の受検資格を得るためには、「3級FP技能検定合格者」、「FP実務経験2年以上」、「AFP認定研修修了者」のいずれかに該当することが求められます。 金融業界などで数年働いたことがある方であれば、「FP実務経験2年以上」を満たして2級FP技能検定の受検資格を得ることができます。

実務経験の具体的な内容については、FP協会やきんざいのサイト等をご確認ください。

しかし、学生の方や、実務未経験の方は、2級FP技能検定を受検する前に、3級FP技能検定に合格するか、AFP認定研修(基本課程)を修了する必要があります。

2級FP技能検定は当然ながら3級FP技能検定に比べて難易度が高くなるため、これまで金融業界などFPに関する実務や知識に接する機会の少なかった学生の方や実務未経験の方であれば、まずは3級FP技能検定合格を目指すことで、FPに対する具体的なイメージや知識を得ることから始めてもよいでしょう。2級の試験内容は3級の試験内容をさらに深く掘り下げたものですので、3級の試験勉強が2級受検において無駄になることは一切ありません。3級FP技能検定合格者となれば、その後、AFP認定研修(技能士課程)を受講することで、AFP登録の資格を得ることができます。

学生の方や実務未経験の方で、なるべく時間をかけずにAFP登録の資格を得たい方は、AFP認定研修(基本課程)を受講するとよいでしょう。AFP認定研修(基本課程)を修了することで、すぐに2級FP技能試験の受検資格を得ることができます。

FPについて詳しくない場合は、3級FP技能検定の合格を目指そう。3級FP技能検定に合格したら、2級FP技能検定に合格して、AFP認定研修(技能士課程)を受講しよう。なるべく時間をかけずにAFP登録の資格を得たい方は、AFP認定研修(基本課程)を受講するとよい。
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